サービスの達人たち 究極のおもてなし

サービスの達人たち 究極のおもてなし
人を幸せにするサービスとは何か。 人知れず真髄を極める職人たちの技と心意気を描く。 日本には、たとえ対価が払われなくとも、サービスに命を賭けている人間がいる。「飛び込み営業」でベンツを年間100台も売る辣腕営業マン。「戦後最高」と称される伝説のウェイター。クレームを受けたことがないカリスマ美容部員……。 彼らはなぜ客の心を虜にできるのか。人知れず真髄を極める職人たちの技と心意気を描くノンフィクション。『プロフェッショナルサービスマン』改題。 【目次】 はじめに 「飛び込み営業」でベンツを日本一売る男 「戦後最高」カフェ店主の神接客 「デパ地下の女王」とんかつ娘の気迫 「稼働率100パーセント」ビジネスホテル支配人夫婦のもてなし 「客を母と思え」もつ焼き屋の流儀 「餅つき」だけで繁盛旅館をつくった主人 保育園業界トップクラスに躍り出た「革命児」の哲学 クレーム「ゼロ」熾烈な競争を制するカリスマ美容部員 おわりに 文庫版あとがき 解説:松本大 野地秩嘉 1957(昭和32)年、東京都生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学商学部卒業。『サービスの達人たち』『TOKYOオリンピック物語』『イベリコ豚を買いに』『トヨタ物語』『トヨタ 現場の「オヤジ」たち』『スバル―ヒコーキ野郎が作ったクルマ』等、著書多数。