話し方、提案の仕方、雑談力、場所選びのセンス…
日常的な行為ながら社会人としてすべてが試され、 プロジェクトの成否が決まる重要なシーン。
ビジネスで最も大切な基本を体系的に論じた画期的な書
日々、誰もが何気なく行っていることだが、仕事を実質的、かつ着実に前へ 進める役割を担っているのが「打ち合わせ」。一見、〝雑談〟のように感じら れる打ち合わせもあるが、その中でのキラリと光るひとことから企画が生ま れ、人気商品やヒットにつながった、というのはよくある話だ。手軽なニュアンスが あるものの、まさにビジネスの成功を左右する最も重要な行為である。にも かかわらず、真正面から論じられてこなかった打ち合わせの意義やノウハウを、 あらゆる業界のトップから現場まで多くの一流たちを取材してきたノンフィク ション作家が徹底指南!
【目次】
第1章 打ち合わせの目的
第2章 昼の打ち合わせは雑談力が勝負
第3章 打ち合わせにのぞむ姿勢
第4章 打ち合わせの会食ではセンスを見せろ
第5章 店選びのコツ
第6章 打ち合わせの達人
第7章 人をもてなすときには想像力を
野地秩嘉(のじつねよし)
ノンフィクション作家。一九五七年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、 出版社勤務、美術プロデューサーなどを経て現職。著書は、『キャンティ物語』 (幻冬舎文庫)、『サービスの達人たち』(新潮文庫)、『日本一の秘書』(新潮新 書)、『ニューヨーク美術案内』(共著)『企画書は1行』『一流たちの修業時代』(以上、光 文社新書)、『TOKYOオリンピック物語』『イベリコ豚を買いに』(共に小学館) など多数。